【2歳新馬/函館5R】4番人気のカルプスペルシュが勝利 鮫島駿「内容は満点」 所有の村尾賢二氏は初出走初勝利
22日の函館5Rに行われた2歳新馬(芝1200メートル)は、鮫島駿騎乗で4番人気のカルプスペルシュ(牝・石坂)が中団追走から直線で馬群を割って伸びて優勝。勝ち時計は1分09秒7(良)。 鮫島駿は「調教からセンスのあるところを見せていたし、いい競馬をしてくれた。最終週(の函館2歳S)を目指すことになると思うので無事に行ってほしい」と話した。 石坂調教師は「勝たせるために連れてきたのでホッとしています。ゲートは新馬らしさを見せつつも、内で控えて直線で伸びてくれて内容は満点。センスの良さと能力の高さを見せてくれました」と評価。このまま在厩を続けてGⅢ函館2歳S(7月13日=函館芝1200メートル)に向かう。 カルプスペルシュはセレクトセール出身(23年1歳馬部門=落札価格4000万円・税別)のシュヴァルグラン産駒で、石坂師によるとオーナーの村尾賢二氏が初めて競りで買ったといい、持ち馬としての初出走でいきなり初勝利を挙げたという。 馬名の意味はトルコ語で「スイカのぬいぐるみ」という。
東スポ競馬編集部