ブナの苗木「RAB農園」に 白神山地のブナを身近に 登山家・根深誠さん 「ブナの街」づくりめざす
ブナの魅力を身近に感じてもらおうと弘前市の登山家根深誠さんが青森放送の敷地にブナの苗木を植樹しました。 青森放送の敷地にある農園「RAB農園」を訪れたのは世界遺産・白神山地の保護に長年関わってきた根深誠さんです。用意したのは3本の若いブナの木です。 根深さんはブナの森を切り尽くした跡地を蘇らせようと1991年から白神山地にブナを植樹してきました。 10年ほど前からはブナをより身近に感じてもらうため大学の構内やお寺公園などへの植樹に力を入れています。こうした「里」にはこれまでにおよそ1000本植えたということです。 ★津軽百年の森づくり街なか・里山にブナを植えよう 根深誠 代表 「私が小さい頃だったら(ブナを)薪炭材として冬の暖房をまかなってきましたね そういった身近な木だけれどもなかなか恩恵を肌で感じられることはないですからね そういう点では身近に植えて感じてもらいたいなと」 「ブナの街」づくりをめざす根深さん、今後は弘前駅などにも植樹したいと話していました。