サバレンカが3つのマッチポイントを凌いだ末に逆転勝利、女子のベスト8が出揃う [イタリア国際/テニス]
サバレンカが3つのマッチポイントを凌いだ末に逆転勝利、女子のベスト8が出揃う [イタリア国際/テニス]
WTAツアー公式戦「BNLイタリア国際」(WTA1000/イタリア・ローマ/5月7~19日/賞金総額550万9771ドル/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第16シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に4-6 6-1 7-6(7)で競り勝ち8強入りを決めた。 ~BNLイタリア国際で3つのマッチポイントを凌いだ末に8強入りを決めた第2シードのサバレンカ選手~ ワンブレーク差で第1セットを落としたサバレンカは1ゲームしか与えず第2セットを取り返し、第3セット0-2から4ゲームを連取して逆転したあと5-4からラブゲームでブレークバックを許しはしたがもつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして2時間24分の死闘に終止符を打った。 第2セット終了後にメディカルタイムアウトを取って腰と臀部の治療を受けたサバレンカは第3セット0-2の30-0から4ポイントを連取してブレークバックに成功したあと5-6のときに15-40のピンチを凌いでキープし、タイブレーク6-7でもうひとつ(合計3本)マッチポイントをセーブした末に逆転勝利をもぎ取った。 スビトリーナが最後のショットをネットにかけたとき、時間は日を跨いで午前0時45分になっていた。 サバレンカは次のラウンドで、予選勝者のレベッカ・スランコバ(スロバキア)を4-6 6-4 7-6(3)で破って勝ち上がった第9シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。 そのほかの試合では第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第7シードのジェン・チンウェン(中国)、第13シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)、第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第24シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。 キーズが第28シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-2 6-1で退け、アザレンカは第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を6-4 6-1で倒してそれぞれシード対決を制した。 準々決勝ではシフィオンテクがキーズと、ガウフがジェンと、コリンズはアザレンカと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部