北口榛花が63メートル45で優勝 最終6投目で逆転優勝…セイコーGGP・女子やり投げ
◆陸上 ▽セイコー・ゴールデングランプリ(19日、東京・国立競技場) 女子やり投げ決勝で、昨年の世界選手権女王の北口榛花(JAL)が最終6投目に63メートル45をマークし逆転優勝した。試合後は「やっと上半身が自分の扱えるものになってきたと感じています。日本だって忘れるくらい、お客さんも入っていて、手拍子もたくさんの方がしてくれて、すごい音ですごくうれしかった」と笑顔で話した。 北口は今季、4月にダイヤモンドリーグ第2戦(中国・蘇州)でシーズンインし62メートル97で優勝。今月5日の水戸招待は6投目で61メートル83をマークし優勝した。アベレージも徐々に上がりつつあり「水戸は修正したい点が見つかった試合でしたが、今日は修正点が見つかりながら、もっと行ける感覚もありながら試合ができた。良くなっていると思います」と手応えを口にした。
報知新聞社