「伊勢丹」に「モスバーガー」日本企業“中国撤退”の背景は? 「現地化」と「品質管理」で勝負するコンビニも
北京ローソン 阪下総責任者 「こんな弁当、日本人は絶対に作らないので。だからある意味、とんがっていて面白いのだけど」 北京ローソン 岩崎商品本部長 「日本人は発想しない」 毎週行われる開発会議では、中国人スタッフが、30点近い新しいアイデアを提案しています。
北京ローソン 阪下総責任者 「その町に住んでいる人たちの生活習慣と経済レベルを含めた中で、この値段設定だったらいいだろう、その代わりこの味付けだったら売れないよねと、その組み合わせのミックス部分が、日本人にはなかなか判断付きにくい」 部長級の幹部もほぼ全員、中国人を登用するなど、徹底した現地化を図っています。
一方で、日本のスタイルを守る点も。 工場従業員 「並んで!」 1時間に1回必ず行われるチェック。1列に並び、粘着ローラーで作業着についた埃などを取り除きます。 中国企業では行わない日本基準の衛生管理。消費者の信頼を獲得する戦略です。 北京ローソン 岩崎商品本部長 「日本ローソンのクオリティーを、中国ローソンで実行して定着させる」 急変する中国市場。生き残るのはどんなスタイルなのでしょうか?