【食中毒】「がんこ」のコース料理 53人が下痢や嘔吐訴え 16人の便からノロウイルス検出 京都・亀岡市
京都府南丹保健所は、12日夜に亀岡市内の飲食店で会食した複数のグループから体調不良の訴えが相次ぎ、ノロウイルスが原因だったと特定しました。 【食中毒】春の行楽シーズンからは“細菌性が増”下痢止めはNG?薬剤師である気象予報士が解説 保健所によりますと、12日夜に亀岡市の「がんこ亀岡楽々荘」で提供されたコース料理(刺身、菜の花のおひたし、わらびの白和えなど)が原因食材としています。 12日夜に店で食事をした複数の人から保健所に「嘔吐や下痢の症状があった」と、15日朝に連絡がありました。下痢や嘔吐などの症状を計53人が訴え、12人が医療機関を受診したということです。 入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。 また、53人のうち症状のある14人と調理従事者2人の便からノロウイルスが検出されたということです。保健所は、食品衛生法により「がんこ亀岡楽々荘」を17日から2日間の営業停止処分としました。 保健所は、「食品は、85℃以上で90秒以上の十分な加熱をしてほしい」と話しています。