西武株主総会 相次ぐ批判の声「チームが緩い」「着実な補強を」「コーチに外部の血が入っていない」
西武ホールディングスは21日、埼玉県所沢市で定時株主総会を開催した。439人の株主が出席し、株主の一人が、西武のチームづくりに関する要望を行った。「今年は残念な結果。勝てるチームが観客動員につながる。強くないと見に行きたいという気持ちも薄れる」と、胸中を語り「来年も優勝してほしいが、28年の(球団)50周年に優勝できるように、着実な力をつける補強、運営をしてほしい」と語った。 【写真】埼玉県所沢市で行われた定時株主総会 西武は5位・オリックスに10・5ゲーム差をつけられての最下位。監督交代で再建を目指すも、交流戦で8連敗を喫するなど低迷が続いている。 別の株主は「今シーズンは厳しい状況。チームが緩いのではないかと思う。キャンプが短かったり、コーチも外部からの血が入ってきていない」と指摘。チケット販売サイトでも空席が目立つことを挙げ「勝つことが最大のファンサービスで集客につながる。チームを立て直していただきたい」と要望した。 奥村剛球団社長は低迷するチーム状況を謝罪し、「強化策をしっかりとご意見を承りましてやっていきたい」と語った。