ドイツで高まるGK世代交代論にノイアーがバッサリ「議論を始めても役に立たない」
GKマヌエル・ノイアーがドイツ代表のGK世代交代論について「いろいろと議論を始めても役に立たない」とコメントした。独メディア『キッカー』が伝えている。 【写真】「なんと!」「こんなかわい子ちゃんが…」ユニ姿で連番観戦した“美女2人”に脚光 ノイアーはEURO直前のギリシャ戦(○2-1)でシュートをキャッチしきれず、こぼれ球を押し込まれて失点を喫した。また、バイエルンではUEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2戦のレアル・マドリー戦で好セーブを連発するもキャッチミスから失点していた。そういったパフォーマンスからファンの間で世代交代を求める声が強まり、現地紙『ビルト』が大会前に8万人を対象にしたアンケートでは72%がGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの起用を望んだという。 それでもノイアーは初戦のスコットランド戦に先発すると、オウンゴールの1失点のみに抑えて5-1の勝利に貢献。受けたシュートが1本のみで枠内シュートに至ってはゼロではあるものの、起用に応えることができた。 第2戦が迫るなか、ノイアーはテア・シュテーゲンとの比較について「何も読んでいない」と明らかにしながら、「チームにはどのポジションにも素晴らしい選手がいる」として議論の不毛さを示した。さらに「重要なのは選手とスタッフの信頼関係であり、それは非常に強い」とコメントしてチーム内では何も問題が生じていないことを強調している。 守護神は続けて今後の試合に集中する姿勢を示すと、EURO終了後の代表活動についても「まだ明らかにできないけれど、大会が終わったら考えるよ」と語るにとどめた。