丸亀城天守の柱(国の重要文化財)に落書き 警察に被害届提出へ「木造天守十二城」の1つ【香川】
岡山放送
丸亀市にある国の重要文化財、丸亀城の天守でボールペンのようなもので書かれた落書きが見つかっていたことがわかりました。丸亀市は警察に被害届を提出する方針です。 市によりますと落書きは、内容から2024年11月4日に書かれたものとみられています。天守3階にある中央北側の柱の床面から約120センチの位置にボールペンのようなもので、アルファベットや数字が幅14センチほどにわたって書かれていました。 11日の夕方に一般の観光客から城の指定管理者をつとめる丸亀市観光協会にメールで情報提供があり、12日に市の担当者が確認をしてわかったものです。市では文化庁に「き損届」を提出するとともに、丸亀警察署に被害届を提出する予定です。また、城のホームページや天守内の看板などで注意喚起を行うことにしています。 丸亀市の丸亀城は全国に現存する「木造天守十二城」の1つで、三層三階の木造天守は国の重要文化財に指定されています。
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