【陸上】パリ五輪懸けた決戦!日本選手権1万mに塩尻和也、太田智樹、相澤晃、田澤廉、廣中璃梨佳らエントリー発表
日本陸連は5月3日に行われる第108回日本選手権10000m(静岡)のエントリーを発表した。 パリ五輪懸けた熱戦!日本選手権10000mエントリーをチェック パリ五輪代表選考会となる今大会。男子は日本記録保持者(27分09秒80)の塩尻和也(富士通)、同2位(27分12秒53)の太田智樹(トヨタ自動車)、同3位(27分13秒04)の相澤晃(旭化成)、同4位(27分22秒31)の田澤廉(トヨタ自動車)という、前回(12月)の上位4人が順当にエントリーした。 塩尻は10000mでは初、3000m障害では16年リオ以来の五輪を目指す。相澤は2大会連続、太田と22・23年世界選手権代表の田澤は初五輪を狙っている。 他に、今年の日本選手権クロカン優勝の山口智規(早大)、前回5位だった小林歩(NTT西日本)、駒大卒1年目の鈴木芽吹(トヨタ自動車)、篠原倖太朗(駒大)らが登録。高卒1年目で初めて27分台に突入した長嶋幸宝(旭化成)もエントリーしている。マラソンでパリ五輪代表に内定している赤﨑暁(九電工)も登録した。 一方、昨年27分28秒50をマークしている佐藤圭汰(駒大)は登録せず。5000mでパリ五輪出場を目指していく構えだ。ターゲットナンバー(出場枠)は30で、前田和摩(東農大)が次点で外れている。 男子はパリ五輪参加標準記録突破者(27分00秒00)はおらず、このレースで突破して優勝すれば代表に内定する。 女子は14人がエントリー。東京五輪&オレゴン、ブダペスト世界選手権代表の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)は、参加標準記録(30分40秒00)を突破すれば順位にかかわらずパリ五輪代表に内定する。 他に前回上位に入っている高島由香(資生堂)、小海遥(第一生命グループ)、五島莉乃(資生堂)らが登録。マラソンに挑戦していた加世田梨花(ダイハツ)や東京五輪代表の安藤友香(ワコール)らはエントリーしなかった。 第108回日本選手権10000mは5月3日、静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われ、女子は19時30分、男子は20時10分にスタートする。記録を狙うためペースメーカーと電子ペーサー(ウェーブライト)を導入される。 ※一部、誤りを修正しました。
月陸編集部