21歳で7度目のケガ 将来を嘱望された“天才”アンス・ファティの長期離脱にスペイン紙「最悪のシナリオ」
3カ月の長期離脱
ケガ人続出で難しいチーム事情になっているブライトン。1-1と引き分けたバーンリー戦の試合前、FWアンス・ファティが3カ月の離脱になることが、指揮官であるロベルト・デ・ゼルビ監督の口から告げられた。 ファティのケガはスペインでも取り上げられた。スペインメディア『MARCA』は「最悪のシナリオ」と報じている。 「バルセロナからブライトンにレンタル移籍しているストライカーは、3カ月の離脱を余儀なくされる。負傷したノッティンガム・フォレスト戦の後、イタリア人監督はすでにかなり長い離脱になると警告していた」 また同メディアは、21歳という年齢にもかかわらず、ファティのケガが多いことも嘆いている。 「短いキャリアで7度目の負傷だ。300日以上戦列を離れた最悪のケガは半月板損傷だった。2020年11月8日から2021年9月までプレイできなかった」 デ・ゼルビ監督は、これまで大きなケガに苦しんできたファティのリスクも考慮し、出場時間をある程度制限して慎重にプレイさせていた印象だった。ファティ自身に結果が出始めていただけに、この長期離脱はケガ人続出中のブライトンにとっても、そして何よりファティ本人にとっても悔しいものとなりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部