“AIなのか実在するのか”話題の美女・米倉みゆ「私の芸能活動はオートサロンにかかっている」
レースクイーンとアイドルの立場の違い
──2023年から、チーム「SHIBATIRE」のレースクイーンとしての活動が本格的に始まりました。前回出ていただいのは、「TOKYO AUTO SALON」のイメージガール「A-class」での活動が始まった頃。その印象からか、てっきり以前からレースクイーン活動されていたと錯覚していましたが、これが初めてなんですよね。 米倉 そうなんですよ、A-classで活動していた頃から、「なぜレースクイーンにならないんですか?」と言われてはいたんですが、「今は考えていません」と、謎の固い意思で遠慮してきたんです。 これまでアイドルもやってきたからか、自分の仕事は「自分の魅力を売り、応援してもらう」ことだったんです。ただ、レースクイーンはチームを応援するのが仕事。人に見てもらう仕事と言う点では同じでも、「応援する側・応援される側」という視点では真逆なんですね。その活動の仕方や気持ちを、自分の中で上手く分けられない気がしていたんです。 それにレースクイーンでの活動はチームとの長期契約が必要なんです。私は自分を一つの型にハメたくなく、色々な世界に挑戦して様々な私の姿を見せたいという考えがあるので、“レースクイーンの米倉みゆ”だけにはなりたく、ステキなお仕事であり憧れではありつつ、固辞してきたんです。 ──肩書を固定したくないと。 米倉 そうやって固辞していたのですが、A-classでの活動が終わった次の開催の東京オートサロンでSHIBATIREさんに呼んでいただき、ブースに立たせてもらったんです。その時、「SHIBATIREというチームなら私も頑張って応援したい」と思うようになり、2023年からSHIBATIREさんのチームに入り、レースクイーンデビューしたんです。
芸能活動はオートサロンにかかっています
──何にそんなに惹かれたんでしょう? 米倉 SHIBATIREさんはお客様を一番大事にしていて、チームを取り巻く空気の温かさを感じたんです。オートサロンの展示スペースにはステージがあって、そこにお客さん登壇させて表彰している場面もあったんですよ。これまでそんなチームは見たことなかったし、その光景に感動したんです。 それに社長さん筆頭に会社の方々が家族の様に温かく、レースクイーンの女の子もみんな優しい子ばかり。個人スポンサーさんも多く、「たくさんの方に愛されているチームだ!」という光景をたくさん見たんです。 私は活動のベースに「ファンの方を大切にすること。応援してくれる方へ感謝を伝える」ことを大事にしてきて。SHIBATIREさんに流れる“温かさ”が、私の大切にしているものとすごく通じるなと思い、私もレースクイーンとしてSHIBATIREさんを応援したい!と思ったんです。 ──なるほど、良いチームに巡り合えたんですね。レースクイーンを始めたことで、ファン層の変化はありましたか? 米倉 オートサロンに出るようになってから、ファンの方がガラッと変わりましたね。今は八割方オートサロンを通じて知ってくださった方が応援してくださっている感じです。その流れか、特典会でも車に関するトークがあったり、撮影会の時はマイカーを見せてくださる方もかなり増えて。撮影の合間に「うちの車にサインを書いて」ってお願いされることもあります(笑)。 ──レースクイーンならではというか、特殊なファンサービスですね(笑)。 米倉 アハハ。あとは私の写真でデコった自転車でオートサロンに来られる方とか、「米倉みゆ」とラッピングした車のラジコンを作られた方もいらして。嬉しいし、私も欲しいくらい(笑)。 ──今や米倉さんの活動において、オートサロンは切っても切れない存在ですね。 米倉 本当に。【eN】というアイドルグループでの活動中の2020年に、「FALKEN」さんのコンパニオンを務めたのが最初で、そのときにバッ!と話題になって。このときの反応がなければ、A-Classでの活動はなかったし、A-ClassがなければSHIBATIREでの活動もなかったと思うんです。なんと言いますか……米倉の芸能活動はオートサロンにかかっていますね(笑)。 (取材・文/田口俊輔)
田口 俊輔