医師不足により入院患者の受け入れを休止していた宮城県の石巻市立牡鹿病院が、７日から入院患者の受け入れを再開しました。

　牡鹿病院には２５の入院病床があり、宮城県の複数の医療機関から医師の派遣を受けて診療体制を維持してきました。 　しかし、一部の医療機関が医師を派遣できなくなったため、４月１日から入院患者の受け入れを休止し、入院患者を別の病院に転院させるなどしてきました。４月から始まった医師の長時間労働の規制強化が影響しているとみられています。 　医師が確保できたため、病院は７日から入院患者の受け入れを再開し、早速１人の患者の入院が決まったということです。 　牡鹿病院阿部康二病院長「全国的にドクターが現場で不足している中で、都会部とその地方での格差が非常に広がっている。今後は地域の皆様方に安心して医療を提供できるように努力してまいります」