ユニクロの永久定番名品「スウェットシャツ」のディテールを徹底解説!
ガセットがアイコンのクラシックなルックスも魅力
ユニクロの定番スウェットシャツは、ラグランスリーブだった時代もあるが、2020年からは現在のセットインスリーブのデザインに。2022年には、表地は太めの単糸を使用することでなめらかに、裏地は2本撚った毛羽立ちの少ない糸を使用して、やわらかいタオルのような肌ざわりのスウェット生地にアップデートされた。 【写真】ユニクロの永久定番名品「スウェットシャツ」の歴史、ディテール、着こなし画像をもっと見る!
ジャストサイズがスタンダードになった今のファッションに合わせて、肩もドロップしすぎず、身幅もワイドになりすぎない“ちょうどいい”バランスに。リブはやや長めにして、締まった表情に仕上げている。定番の05グレーは霜降りで、アメカジやストリートスタイルと好相性。
1950年代頃までのヴィンテージスウェットに見られる、ガセット(フロントの三角の切り替え)がアイコン。襟元はタグレス仕様で、ボディにロゴを直接プリントしている。ロゴがきれいに見えるように、首裏部分だけ表地を貼り合わせている。 1950年代のオーセンティックなスウェットシャツをベースにしたセットインスリーブ。裏地の肌当たりがよくなるなるように、縫い代が膨らみにくい「またぎ2本針裏振り」で縫製されている。
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