２０２５年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演する吉田鋼太郎

俳優、吉田鋼太郎（６５）と女優、浅田美代子（６８）が２０２５年度前期のＮＨＫ連続テレビ小説「あんぱん」で、ヒロインの女優、今田美桜（２７）の祖父母を演じることが２６日、発表された。 同作は国民的キャラクター「アンパンマン」を生んだ漫画家、やなせたかしさんと小松暢（のぶ）さん夫妻が題材。今田が暢さんをモデルにしたヒロイン・朝田のぶ、俳優、北村匠海（２６）がやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じる。 吉田が演じるのは、祖父の朝田釜次。「朝田石材店」三代目でその道一筋の石工で、手先は器用でも人への接し方は不器用という人物。「非常に重要な役をいただき、責任の重さと同時に大いなるやりがいを感じています。どうすれば自分なりの血の通わせ方ができるのか、生き生きとした人物像になるのか、模索中です」と意気込んだ。やなせさん作品の好きなキャラクターについては、「今まさに３歳の娘がアンパンマンに夢中です。悪役でも憎みきれないばいきんまんが親子共に大好きです」と明かした。 一方、浅田が演じるのは、祖母・朝田くら。釜次とともに「朝田石材店」を支えてきた“くらばあ”と呼ばれ、おっとりしていて、ややとぼけているという人物で「おばあちゃんというより、子供っぽくてちゃめっけのある人。堅苦しい。ではなく明るい。演じるのがとても楽しみです。面白がって、楽しく演じたいと思っています」と意気込んだ。