【バスケ】渡邊雄太加入の千葉ジェッツ タレント揃いのチームの4季ぶりリーグ制覇へのカギとは
開幕に向けて「ベストなコンディションに」
2024-25シーズン開幕までおよそ2週間。リーグ屈指のメンバーをそろえて順調な仕上がりを見せた千葉Jだが、あえて懸念点を挙げるとすれば、「渡邊のコンディション」と「マイケル・オウのチームへのフィット」の2点がカギか。 渡邊はパリ五輪前後での怪我の影響が響いており、15日のサンロッカーズ渋谷戦ともに前半のみの出場となった。ただ、「本番の開幕に100%を持っていくのがチームと自分の認識なので、天皇杯と残りのプレシーズンをいい意味で利用をしながら自分にとってベストなコンディションに持っていければと考えている」と本人は語って おり、開幕戦に向けてベストなコンディションづくりに励んでいるところだ。 中国出身ビッグマンであるオウについては、SKナイツ戦では5分の出場で5つのファールを取られてしまい、退場となった。この試合では代わりに入ったベテランの荒尾岳が約20分を出場してその穴を埋めたが、37歳の荒尾はここ4シーズンほどは平均5~6分のプレータイムとなっており、毎試合でフル稼働することは期待できない。昨シーズンも帰化枠のアイラ・ブラウンがなかなかチームにフィットをしきれなかったことを踏まえると、オウの早期のチームへのフィットがチーム力向上のカギを握っているといえる。 今週末には天皇杯2次ラウンドが行われ、その後1試合のプレシーズンゲームを挟み、10月5日、6日にホームのLaLa arena TOKYO-BAYで宇都宮ブレックスを迎えて開幕戦を戦う千葉ジェッツ。昨シーズンはCSでは勝利をしたものの、レギュラーシーズンでは0勝4敗と苦しんだ相手から勝利を掴み、勢いをつけることができるのか。まずは、開幕戦にどれだけの完成度でチームが挑むことができるのか。優勝候補最有力ともいわれ、4季ぶりとなるリーグ制覇を目指すチームの動向に注目をしたい。
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