櫻坂46、2年ぶり東京ドームライブ 圧巻のパフォーマンスで11万人を魅了
熱を帯びたパフォーマンスの後に会場は一転。静寂が訪れる。3期生曲「静寂の暴力」が始まったからだ。中央ステージに1人現れた山下が花道を歩いていく。ほかの3期生たちと合流すると、一瞬会場は真っ暗に。彼女たちが踊る足音だけが聞こえてくる。再びステージだけに明かりが灯ると、観客はペンライトを消してパフォーマンスを見守った。 東京ドームの“静寂”を破り、ここからライブは後半戦へ。アリーナツアーではオープニングを飾っていた「マンホールの蓋の上」を皮切りに、「BAN」では間奏でメンバーが表題曲メンバーから、突如BACKSメンバーに変わるというサプライズ演出に驚きの声が上がり、その後も「承認欲求」、「Start over!」と怒とうのパフォーマンスが続く。そして本編ラストには、3期生の山下瞳月がセンターを務める最新の9thシングル「自業自得」をライブ初披露。ノンストップでたたみ掛け、まさに圧巻のパフォーマンス。最高潮の興奮の中で本編を終えた。 声援に応えて再び登場したメンバーは、アンコールで「Anthem time」「ドローン旋回中」「Buddies」を披露し、MCへ。11月23日、24日に昨年と同様、千葉県・ZOZOマリンスタジアムにて「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」を開催することが発表された。2日間の東京ドームライブを振り返った森田は「2年前より成長した姿をお見せできたんじゃないかなと思う」と話し、「改めてBuddiesになってくれてありがとうございます。これからも支え合いながら歩いていけたら」と感謝。また山崎は「この東京ドームでライブができたことがうれしい。でもまだまだ上があると思って私たちは活動しているので、皆さんもその大きな愛で私たちのことをもっともっと応援しほしいですし、一緒にいろんなすてきな景色を見に行けたらと思っています」と語った。 アンコールの最後は「櫻坂の詩」。会場はサクラピンクのサイリウムライト一色となり、キャプテンの松田は「私たちは皆さんとこの時間を過ごすことができて、このステージに立つことができて、本当に幸せでした。私たちにとっても忘れられなくて、すごく大切な時間になりました。皆さんにとってもそんな大切な思い出になっていたらと思います。Buddiesの皆さんのことが本当に大好きです」と感謝を伝え、「以上、櫻坂46でした!」と全員であいさつ。櫻坂46にとって2回目の東京ドームライブは幕を閉じた。 櫻坂46「4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-IN 東京ドーム」15日、16日のセットリストは以下の通り。 Overture 1.何歳の頃に戻りたいのか? 2.泣かせて Hold me tight! 3.恋が絶滅する日 4.摩擦係数 5.Nobody’s fault 6.Cool 7.Dead end 8.桜月 9.流れ弾 10.何度 LOVE SONG の歌詞を読み返しただろう 11.恋は向いてない 12.真夏に何か起きるのかしら 13.心の影絵 14.油を注せ! 15.静寂の暴力 16.マンホールの蓋の上 17.BAN 18.承認欲求 19.Start over! 20.自業自得 <アンコール> 1.Anthem time、ドローン旋回中 2.Buddies 3.櫻坂の詩