台風10号、関東各地で3人軽傷 土砂崩れや突風など被害相次ぐ
台風10号の接近に伴い、関東各地では30日、大雨による土砂崩れや突風などの被害が相次ぎ、群馬県と神奈川県で計3人が軽傷を負った。消防や各自治体は引き続き悪天候への警戒を呼びかけた。 群馬県長野原町の遺跡発掘現場では午前9時半ごろ、土砂が崩れ20代の男性作業員1人が生き埋めになった。長野原署によると約3時間後に救助され、軽傷という。 神奈川県平塚市では正午ごろ、80代と50代の女性がそれぞれ歩行中に軽傷を負った。足を滑らせて転倒したり、段差にぶつかったりしたという。 伊勢原市の国道246号の新善波トンネル出入り口付近で山の斜面が崩落。車2台が巻き込まれ、3人が自力で脱出した。