パリ世代のエースFW細谷真大が抱くパリ五輪予選を兼ねるU23アジアカップへの決意「自分のゴールでチームを勝たせたい」 | 内田篤人のFOOTBALL TIME
【国内サッカー・ニュース】DAZNで配信している『内田篤人のFOOTBALL TIME #176』では、ゲストに解説者の佐藤寿人氏を迎え、4月に開催を控えているパリ五輪予選を兼ねるAFC U23アジアカップに臨むU-23日本代表を特集し、パリ世代のエース・柏レイソルFW細谷真大に迫った。 ●【動画】U-23日本代表|荒木遼太郎(FC東京)プレー集
パリ世代のエースとしてU-23日本代表をけん引してきている柏レイソルFW細谷真大は、柏の下部組織出身。17歳でトップチームデビューを飾り、プロ4年目の昨季はリーグ戦全試合に出場し、14得点と自己最多を更新。今年1月に行われた『AFCアジアカップ2023』のフル代表メンバーにも招集され、日本の未来を担う期待のストライカーだ。そんな細谷に今回番組内ではインタビューを行い、22歳の素顔に迫った。 自身の武器を「裏への抜け出し」と語る細谷は、DFライン背後へ動き出す際に「出し手が(パスを)出しやすいタイミングを意識して動き出すようにしている。ボールが出なくても動き続けるところは常に意識してやっているので、出なかったとしても動き続けることを自分はやっている」と自身の武器について語る。 ただA代表のアジアカップではイラン代表に準々決勝で敗れ、改めて「シンプルに強いというのを感じたし、球際でもアジアの戦い方がすごく難しいと感じた」とアジアの戦いの厳しさを肌で感じてきた。その経験を踏まえ、「裏抜けだけでは足りないと感じたので、(ゴールを)こじ開けるためにも少し動きを変えることが必要だと感じた」と自身のアップデートに繋げてきた。 今季、J1ではここまで全6試合に先発し、ゴールこそ奪えていないが、「ポストプレーをする時のポジショニングをしっかりと取るようにしている。アジアカップで経験したことを柏でも活かせている」とプレーの幅を広げようと試行錯誤を続けているようだ。 今月開幕を控えるパリ五輪予選を兼ねる『AFC U23アジアカップ カタール2024』に臨むU-23日本代表メンバーにも順当に招集され、16日にはU-23中国代表との初戦を迎える。その大会で「優勝」を目標に掲げる細谷は、「チームのためにという方が大きい。そのためにも自分のゴールでチームを勝たせたいというのは常に思っている」決意を口にする。そんなパリ世代のエースにかかる期待は大きい。