【漫画】1枚の写真に隠された“女子高生の闇”…誰よりも小顔で映るためのバトルに「こんな戦いがどこかで」「面白いしオチも良かった」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、コミックバンチKaiの読切企画で掲載された福井セイさんの『プルフェイサーとわこ』をピックアップ。 【漫画】自分が一番“小顔”に映りたい…笑顔の裏で繰り広げられる欲望の戦いに「一瞬の間で攻防ありすぎて笑いました」 2024年8月24日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、2万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、福井セイさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描いた際のこだわりについて語ってもらった。 ■誰よりも“小顔”に映りたい…欲望が浮き彫りになる“プルフェイス” “プルフェイス”とは、複数人で写真を撮るときに自分が一番小顔に映るように“顔を後ろに引く”競技のことだ。 ある日、主人公のとわこと友達が撮った写真を見て母が言った、「あなたの友達、全員“プルフェイス”ヤってる」と。そしてとわこだけ、顔が大きく見えるような形となってしまい、「友達から陥れられている」と訴えた。いつも仲良しな友達がそんなことするはずない…と母の話を軽く聞き流したとわこだったが、次の日の学校で、自分以外の友達が「“プルフェイス”をやっていた」と話しているところを目撃してしまい、ショックを受ける。 そこで、とわこは元“S級プルフェイサー”である母に技術を叩き込んでもらうことを決意。後日、みんなで遊園地に出掛け、いつものように写真を撮ることになったのだが、撮影した画像を見て友達がざわつき始める。そして、友達の中の1人・ユミが「あんたもプルフェイサー…なの⁉」と聞き、自身が“A級プルフェイサー”であることを告白する。自分のスキルに自信があったユミはとわこに勝負を持ちかけ、バトル漫画さながらの熱い展開に発展してくのだが――。 女子高生たちの間で巻き起こる仁義なき戦いに「こんな戦いがどこかで繰り広げられてるんですねwww」「面白いしオチも良かった」などのコメントが多数寄せられた。次々と繰り出される大技の応酬に、果たしてどちらが勝利を掴みとるのか?そして、大切な友達との友情はどうなってしまうのか?結末はぜひ作品を読んで確かめてほしい。 ■作者・福井セイさん「日常の些細なことを膨らまして漫画にするのが好き」 ――『プルフェイサーとわこ』を創作したきっかけや理由などをお教えください。 日常の些細なことを膨らまして漫画にするのが好きで、今回もその一つです。複数人で写真を撮るときみんな小顔にうつりたがる現象が面白いなと思って漫画にしました。 ――「プルフェイス」という言葉はどのようにして考えられたのでしょうか? そのまんま「引く」のプルと「顔」のフェイスです。たぶん英語的には正しくないと思うんですが響きがそれっぽいと思ってつけました。 ――とわことユミがプルフェイスで戦うシーンは、バトル漫画さながらの技名や描写が印象的でした。創作する上で特に力を入れたことやこだわったポイントなどをお聞かせください。 題材はくだらないことですが出てくる単語ややりとりは普通のバトル漫画のような表現にしようと心がけました。そのギャップが面白さになってくれたらいいなと思って作りました。 ――X(旧Twitter)の投稿には、多くの“いいね”やコメントが寄せられていました。今回の反響への感想をお聞かせいただけますでしょうか。 たくさんの反応をいただいてありがたいです。特に、笑ったと言っていただけるのが嬉しいです。 ――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。 これからも何かしら漫画は発表していくと思うので、また読んでいただけると嬉しいです。
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