コンテスト連覇へ ブランド米「わさの舞」田植え 再び “日本一” 目指す
中国放送
広島県北広島町で昨年度、コメのコンテストで日本一に輝いたブランド米の田植えが行われています。目指すは2連覇です。 【写真を見る】コンテスト連覇へ ブランド米「わさの舞」田植え 再び “日本一” 目指す 標高400mあまり…、中国山地の山間にある北広島町大朝地区です。 先週末、「いのちの壱」という品種の田植えがありました。ブランド名は「わさの舞」。大朝の地元の呼び名にちなんだ今、売り出し中のコメです。 わさの舞生産組合 水口一真 組合長 「できることは取り組んでいきたいですし、もちろん賞も狙っています」 生産組合 橋渡力 さん 「去年以上にしっかり手をかけて、いいコメを作りたいと思います」 このコメは昨年度、京都の老舗米穀店が開いたコンテストに、地区内の企業の農場が出品したところ、日本一の最優秀賞を受賞しました。その栽培責任者が水口さんでした。この日は生産組合の仲間とともに水口さん個人の田んぼでの田植えです。 水口組合長 「2連覇をね、2連覇をしたいなとは思いますけど。去年、日本一だったのに、今年は日本一じゃなかったって言ったら、取材が来てくれないかなと思って」 消費者 「うん、すごくおいしいです。これ食べたら、ほかのが食べられないかな」 去年の秋、広島市のスーパーであった試食販売の様子です。 水口さんがこのコメを作り始めたのは6年前。もともと味のいいコメだということですが、日本一になった要因は標高400mの大朝の風土と土づくりだといいます。 わさの舞生産組合 水口一真 組合長 「どんな気象条件になったときにでも、一番最後まで耐えうるための体を作るためには、根っこを作るっていうのは一番大切にしています。年々、本当に味が、どんな環境条件でも味が乗ってきているっていうのは、すごく実感していますので」 まだまだおいしくなるという「わさの舞」。日本一連覇となるのでしょうか? 収穫は9月終わりの予定で、ことしは去年の倍の20トン以上の生産を見込んでいます。
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