カピバラが「美肌の湯」でうっとり…周南市徳山動物園、来園者には足湯用意「ほっこりとした時間を」
周南市徳山動物園(山口県周南市)のカピバラに20日、「美肌の湯」として知られる湯野温泉(周南市)のお湯がプレゼントされた。南米が生息地で寒さが苦手という「サワ」(雄、7歳)と「つきみ」(雌、3歳)の2匹が飼育舎の温水プールで体を温めた。 【写真】コツメカワウソの赤ちゃん
市内の徳山ライオンズクラブ(椎木一三会長)が動物園から提案を受け、源泉を管理する湯野温泉事業協同組合から購入したお湯1.5トンを提供した。飼育員がお湯を注ぎ込んだプールにユズを浮かべると、2匹は首までつかって気持ち良さそうにじっとしていた。
カピバラの温水プールは22日まで午前10時半~午後1時に設ける。飼育舎の前には来園者向けの臨時の足湯も用意しており、椎木会長(70)は「愛らしいカピバラを眺めながら足湯につかり、ほっこりとした時間を過ごしてほしい」と話した。