寺地拳四朗、1月の防衛戦後に右拳を手術していた 「骨がずれる」ような感覚で
「ボクシング・2023年度年間優秀選手表彰式」(19日、都内) 技能賞を受賞したWBA・WBC統一ライトフライ級王者の寺地拳四朗(32)=BMB=が、1月23日の防衛戦から2日後の同25日に右拳を手術していたことを明らかにした。以前から痛みを感じていたが、「骨がずれる」ような感覚になって手術に踏み切ったもの。骨折ではなく、「最近やっとギプスを取って握れるようになった」と説明した。 【写真】エグすぎ!カニサレスとの激戦物語る拳四朗の素顔 2023年を「激闘系が多かった」と振り返り、「ちょっと最近パンチをもらいすぎなのかな。なるべく心配させないように戦いたい」と反省。「皆さんに、本当に強いなと思われるチャンピオンになっていきたい。KOでスッキリ勝てる、なるべく被弾しないボクサーになりたい」と、さらなる進化を誓った。 この日はデイリースポーツの永井英次常務取締役東京代表から副賞のブロンズ像を贈られ、「いずれMVPを取りたい」と意気込み。MVPには世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥が6年連続(7度目)で選出されており、「4団体制覇は大事なのかなと思ったり」と、統一戦をにらんでいた。