360度ステージにド派手デコトラ!SixTONES「半端ない!」51万人動員4大ドームツアー完走
SixTONESが22日、東京ドームで全国ツアー「VVS(バイブス)」(4都市10公演)の最終公演を開催した。代表曲「マスカラ」や「ABARERO」など全34曲を披露。計51万5000人を動員した自身初の4大ドームツアーを完走した勢いそのままに、5月1日からは結成10年目に突入する。 ツアータイトル通り、今のSixTONESのバイブス(空気感)を全てさらけ出した。会場中央に設置した、通称「サブロク」こと360度ステージ。前から、後ろから、そして横からの5万5000人に見つめられた高地優吾(年齢非公表)が「360度、死角なし」と叫べば、森本慎太郎(26)も「このライブ、半端ないからね」とニヤリ。重低音が響く中、6色のペンライトは大きく揺れ続けた。 初のドームツアーでの未経験のセットに、ジェシー(27)は「ギリギリまで不安だった」と明かしたが、ステージに立つと不安は消えた。結成10年。こだわり続ける音楽と、開放感あるステージがマッチした。森本は「すごくハマってる」と言い、松村北斗(28)も「見え方も変わって、新鮮だった」。縦横無尽に動き回る6人の後ろには、初めてバンドメンバーを携えた。高地は「ロックで、バンドに似合う楽曲が多かったので。生音で届けられて良かった」とうなずいた。 炎、デコレーショントラック、100トンの水などの演出も加わり、パフォーマンスはド派手に。田中樹(28)が「満身創痍(そうい)。曲間では、酸欠みたいに頭とか痛くなったりして」と言えば、京本大我(29)も「昨夜、ステージ上で倒れる夢を見た。それくらいギリギリ」と苦笑いした。 ラストには、京本が主演するドラマ「お迎え渋谷くん」(フジテレビ系)主題歌の新曲「音色」を初披露。発売日の5月1日は、結成10周年を迎えるアニバーサリーだ。ジェシーは「この勢いのまま、5大、6大…7大、8大ドームツアー、できればね。今、ドーム作っていますから」と言うと、森本も「俺も、12球団の球場ツアーをしてみたい」。冗談交じりに話したが、現在の音楽シーンのド真ん中を突き進む6人ならば、絵空事ではない。(田中 雄己) 京本大我「初のドームツアーで、変化球で挑戦しようというのがSixTONESらしい。生バンドがいて、攻めた楽曲も選べた」 ジェシー「ギリギリまで不安で、いつも通りのステージで行こうと思ったけど、お客さんが入ったら、“サブロク”が本当に良かった」 森本慎太郎「“サブロク”は、前にも後ろにもお客さんがいて、一体感を作らないといけない。新しさもあって、すごくハマった」 田中樹「転機になったのは、YouTube。目に見えてファンの皆さまの力を感じて、一緒にライブを作っている感じがした」 高地優吾「自分たちの熱量を上げないと、お客さんを巻き込めない。ずっと気を張っていたけど、逆にお客さんからパワーをもらえた」 松村北斗「今までの曲も異なる使い方ができて新鮮。こんな見え方が違うんだ。長い付き合いになりそうなジュニア時代の曲もあった」
報知新聞社