次期型メルセデス・ベンツ CLA、“ベビーCLS”の装いで発売へ!
メルセデス・ベンツは現在、コンパクトなファッション4ドアセダン、CLAの次世代型を開発中だが、その最終予想デザインをプレビューしよう。 初代CLAは2013年のデトロイトモーターショーで公開、これは1年前に北京でデモンストレーションされた、コンセプトの4ドアスタイルクーペの量産バージョンだった。第2世代となる現行型は2019年に登場しており、現在、新世代のCLAがデビューに向けて準備されている。 KOLESA RUから提供された予想CGは、同名のコンセプトをベースに、プロトタイプなどの情報を加味して製作されている。フロントエンドには、スリーポインテッドスターのLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトを装備している。次世代型では、クラシックな内燃エンジンを搭載したバージョンと完全電動バージョンの2つのバージョンが同時に提供されるため、ラジエーター グリルのデザインは異なる (レンダリングでは内燃エンジンを搭載したバージョン)。 ボディシルエットは現行型と非常に似ているが、フロントとリヤのホイールアーチの上に水平方向のキャラクターラインを配置、リヤドアの後ろにはコンパクトウィンドウが追加される。ドア自体は前世代と同様にフレームレスのままで、ドアハンドルはポップアップ式となる。次世代型としては、メルセデス・ベンツで最も低価格帯となるが、その雰囲気は“ベビーCLS”とも言える出で立ちだ。 量産型では“MMA(メルセデス・モジュラー・アーキテクチャー)”プラットフォームを採用、内燃機関と完全電動パワートレインが提供される。技術的特性はまだ不明だが、昨年のコンセプトには最高出力238psの電気モーターが装備されており、航続距離はWLTPサイクルで約750kmとされていた。 また、情報によると、内燃機関モデルには、吉利とルノーが開発し、ドイツで微調整された中国製の2.0Lエンジンが搭載されるという。実現すれば、CLAでは初のメルセデス以外のエンジンを積むことになる。さらに、中国の新興企業モメンタが開発した都市支援運転システムも搭載される。 次期型CLAのワールドプレミアは、最速で2024年内もありそうで、派生のワゴン・モデルであるシューティングブレークは設定される予定だが、最新情報によると、GLCクーペとGLEクーペが廃止される可能性があるという。
APOLLO