裏金問題で処分の自民・元総務大臣が大接戦 対立する新人候補を応援する地元首長も 【福岡11区】
RKB毎日放送
27日は衆議院議員選挙の投票日です。 自民党の政治とカネをめぐる問題が大きな争点となっている今回の選挙。 【写真を見る】衆院選福岡11区 裏金問題で大接戦 大番狂わせはあるのか 福岡11区では、裏金問題で処分を受けた自民党の元総務大臣と元官僚の新人が激しい接戦を繰り広げています。 ■自民・武田良太候補 冒頭で謝罪 自民・前武田良太候補(56)「今回自民党から発した事案により、国民の政治不信を招くに至りましたことを本当に心から申し訳なく思っております」 20日、福岡県行橋市で党の謝罪から演説を始めていたのは8回目の当選を目指す自民党・前職の武田良太候補です。 派閥から受けた寄付金1926万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で1年間の党の役職停止処分を受け、比例との重複は認められませんでした。 応援のため地元を空けることが多かったこれまでの選挙戦から一転、今回は選挙区内を回っています。 ■情勢報道後に緊急協議 選挙情勢について「競り合う」「互角の戦い」と報じられた17日の夕方。 RKB 江里口雄介記者「大任町の永原町長の姿が見えます。選挙事務所に入っていきます」 選挙事務所には大任町の永原譲二町長ら陣営関係者が集まり、緊急の協議が開かれました。 ■因縁のあの人物も応援に 福岡11区で過去4回、激しく議席を争った因縁がある元衆議院議員の山本幸三氏も応援に駆けつけました。 山本幸三 元衆議院議員「かつてはこの11区で最も激しく戦ったライバルでありますけど今では最も仲の良い盟友なんです」 ■「戦えば戦うほど猛烈な逆風」 武田候補に、厳しい戦いになっているのか尋ねたところ・・・ 自民・前武田良太候補(56)「いつもと変わりません。それは横一線って書いたところは横一線と思ってるだけでね。しっかり結果は出します」 さらに23日には公明党の幹事長の応援も受けるなど、最近では見られなかった戦いとなっています。 自民・前武田良太候補(56)「戦えば戦うほど猛烈な逆風を感じる選挙であります。何と戦っているのか分からない重い空気が漂う」
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