柳葉敏郎「この人を嫁さんにしたいと思うでしょ!?」飯島直子の優しさに感動した柳葉、スタッフへ力説
4月よりレギュラー番組となった「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(毎週木曜夜10:00~、BSフジ)が、11月14日(木)に放送された。同番組は飯島直子が地元の人に愛されるお店を飲み歩き、お店の常連客や飯島がいま会いたい、話してみたいゲストと”本気でサシ”飲みをしていくBSフジの人気番組だ。今回は11月15日に公開された映画「室井慎次 生き続ける者」の主演・柳葉敏郎が、飯島の魅力を説得力たっぷりに語りつくす。 【動画】飯島直子、映画「室井慎次 敗れざる者」/「室井慎次 生き続ける者」登場シーン ■銀座にある秋田県に訪れる飯島 今回の舞台は日本を代表する繁華街である東京都・銀座。デパートや高級ブランドなどのイメージがある銀座だが、路地裏にも特徴がある街だ。小さな路地に踏み込んでみるとさまざまなお店や、また「宝童稲荷神社」や「豊岩稲荷神社」などの神社も見ることができる。こういった路地が多く残っているのは、銀座の長い歴史が関係している。 そんな銀座を夜に歩いている飯島が向かうのは、「なまはげ」というお店。“銀座にある秋田県”といった様相の同店は、ビルのなかに秋田の古民家を移築して作られたそうだ。看板には店名に違わずなまはげの絵が描かれており、店内にはなまはげにちなんだお面や提灯なども展示されていて雰囲気もばっちり。 席に到着すると、メニューにある秋田地ビールを見て興味が向く飯島。「なまはげIPA」というビールを注文し、いつものエア乾杯からスタートする。手酌でグラスになみなみ注いだビールに口をつけると、ぐいぐいと喉越しを楽しむ飯島。「普通のビールと違う!」「なんかお花の匂いがする」と感想をこぼしつつ、鼻に抜ける香りについて「鼻から…花…(笑)」と一杯目とは思えぬギャグで楽しそうに笑う。 スタッフからは今日のゲストについて聞かれた飯島は「スターっていう感じ」とポツリ。一方ゲストも店舗に向かって歩きながら「直ちゃんはね、一緒に飲んでてホッとさせてくれるんで楽しみでしょうがないです」と語るなど、さっそく関係の深さが見えるやりとりが。ゲストが席までやって来たとき、ちょうど飯島がトイレに行ってしまっているということで笑いが起きつつ、本日のゲストで俳優・歌手の柳葉敏郎が合流した。 話題の「踊る」シリーズ最新作となる映画「室井慎次 敗れざる者」、および11月15日に公開された映画「室井慎次 生き続ける者」でも共演を果たしている2人。柳葉が12年ぶりに室井慎次を演じ、室井の故郷である秋田県で牧場を営む者の妻・石津紀子を飯島が演じている。 会うなりハグをすると、「ちょっと久しぶり!」「お待たせ、待った?」と気安い間柄ならではのあいさつを交わして席に着く2人。さっそく先ほど飲んだ秋田ビールの話を振る飯島だったが、柳葉は「秋田には条例があって。乾杯は日本酒でやってくれと」ということで地元・秋田の日本酒「秀よし」を注文する。なお柳葉の言葉は冗談ではなく、「秋田の酒による乾杯を推進する条例」は2014年に施行された本物の条例。罰則規定はないものの、乾杯だけでも日本酒で…という地場を盛り上げるための振興策のようだ。 実は「なまはげ」店長・畑山直太さんとも顔馴染みのようで、親し気に話をする柳葉。そんなようすに驚きつつ、飯島は「アンド…生ビールを1つ」と声をかける。テロップには「ビールは、チェイサー」と驚きの言葉が飛び出すあたり、さすが飯島というべきか…。 ■柳葉からの思わぬ言葉に笑みがこぼれてしまう飯島 ほどなくして柳葉が注文した日本酒「秀よし」をお猪口に注ぎつつ、乾杯する2人。すっきりと飲みやすい日本酒らしく、飯島も「いや~これ危険!」「ぐびぐび飲んじゃいそう」と驚くほどだ。そのため柳葉も「だから俺は乾杯だけにするのいつも。ガンガンいっちゃうから!」と言いつつ、ちゃっかり頼んでいた生ビールでもう一度乾杯を交わす。 注文した料理を食べつつ、まったりと語る2人。柳葉は奥さんに「直ちゃんと飲むんだ」と伝えたところ、「飲み過ぎないでね」と注意されたそう。すると飯島は話に出てきた奥さんに興味を引かれたのか、「ねえ今度秋田に行ったら、奥さんのご飯食べさせて」「家遊び行っていいですか?」と無邪気に笑う。すると柳葉は間髪入れず、「全然いいよ。ウチのかみさん、直ちゃんなら大丈夫やな」と快諾した。 「(奥さんと)一緒に飲んだことあるもんな?」と聞く柳葉に、飯島は「ないですよ」ときっぱり。そんなはずはないと首をひねる柳葉だったが、そもそも飯島は「私が知らぬ間に、だってギバさん結婚しちゃってたもん」と語る。その言い方に茶目っ気が湧いたのか、柳葉は「私に隠してって感じ?」と笑う。しかしどうやら、飯島の方が上手。「そう、私に隠して…」と素直に言うものだから、柳葉は「ドキッ!」と大げさなジェスチャーで笑う。 さらに番宣で忙しくしているだろうと気遣う飯島に、柳葉は「なあ優しいだろ!?」と突然感慨深げにひと言。撮影スタッフを見回して、「この人を嫁さんにしたいと思うでしょ!?」と呼びかけた。 「ホントさあ、30年前に出会ってたら…」という柳葉に「出会ってたでしょ!」とツッコむ飯島。ただその出会いは仕事でのことであったため、柳葉は「仕事じゃないところで出会ってたらさ、俺間違いなくプロポーズしたね」と力説する。 ほめ殺し状態の飯島。「でも私、2回も失敗してるんだよ」と言い募ると、ここで柳葉が「ん~ドンマイ!」とハシゴを外す。2人の関係性をうかがわせる爆笑が収まると、自分の失敗について「男を自由にさせ過ぎた」とこぼした飯島。すると柳葉は「亭主関白であったとしても、それはかみさんの手のひらのうえで踊らされてるだけだから」「よ~く自覚しとけ!俺はいま…自覚してます(笑)」とオチをつけた。 ■なまはげ乱入も、柳葉「めんどくせぇ」 さらに柳葉の私生活に話が及ぶ。妻の顔色をうかがうこともあるのかという飯島の言葉に、柳葉は「顔色をうかがうっていうか、あのね、何だろう…嫌われたくないのよ!」と照れ臭そうに笑う。たとえば朝、起きてきて「おはよう」のトーンが若干低いだけでも「なんかあったか?」「大丈夫か?」とすぐ聞くようにしているという。 「1人になりたくないの!」「1人はやなんだよもう」とかわいいことを言う柳葉に、飯島は手を叩いて大喜び。結婚から27年を経て、まだアツい柳葉夫婦の話に「そんな人いるんですね!?」と楽しそうだ。 するとそこに、突然秋田の伝統的ななまはげがやってきた。「めんどくせぇ」と笑う柳葉と、驚きの表情を浮かべる飯島。「お、柳葉じゃねえか~!」と語り掛けてきたなまはげは、なんとそのまま同席し始めたではないか。 なまはげとは以前にも飲んだことがあるようで、4年前に記念撮影したXの写真が画面に映る。映画「室井慎次 敗れざる者」の話を挙げて「4日間で興行収入5億突破おめでとう!」と拍手するなど、迫力の割には俗っぽいなまはげらしい。 その後もなまはげと秋田なまり全開で地元トークを繰り広げる柳葉。飯島も思いがけないなまはげとの出会いに、楽しい思い出を作れたようだ。 ■まさかのなまはげの乱入など、見所満載の放送回 今回の放送では東京都・銀座にある「なまはげ」で、柳葉とサシ飲みを果たした飯島。長い付き合いがある2人の会話は明るく楽しく、しかしたしかにお互いへのリスペクトを感じさせるものだった。「30年前に出会っていたら…」と驚きのワードも飛び出したが、すこぶる愛妻家の一面も見える柳葉のかわいらしい一面もあらわに。 さらに柳葉は慣れっこだったようだが、なまはげが個室に入って来るというサプライズも楽しめた。銀座とは思えないお店のサービスは、思わず立ち寄ってみたくなる。 そんな柳葉とのサシ飲みのようすを見ることができる「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」。柳葉がゲストとして登場した回は、「TVer」または「FOD」で見逃し配信を視聴できる。