まさに崖っぷち…正念場を迎えたドラ1野手(4)巨人で大ブレイクなるか
2024年シーズンに向け、各球団が戦力補強を続けているプロ野球。上位進出には新入団選手の台頭が必要不可欠であり、2023年ドラフト会議で指名されたルーキーたちにも大きな期待がかかっている。一方で、新戦力の加入で厳しい立場となった選手も存在する。ここでは、正念場を迎えているドラフト1位入団の野手を取り上げる。
オコエ瑠偉
投打:右投右打 身長/体重:185cm/90kg 生年月日:1997年7月21日 経歴:関東第一高 ドラフト:2015年ドラフト1位 2022年オフに現役ドラフトで読売ジャイアンツに移籍したオコエ瑠偉。中堅に差し掛かる存在だからこそ、飛躍が必須と言える選手である。 オコエは関東第一高校で通算37本塁打を記録。3年夏の甲子園で走攻守に躍動を見せたこともあり、東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト1位指名。プロの世界に足を踏み入れた。 高卒2年目の2017年は開幕に出遅れたものの、シーズン終盤はスタメンに定着。41試合で打率.300を残すなどポテンシャルの高さを示していた。 しかし、以降は成績が上がらずレギュラー定着までには至らず、2022年はけがの影響もありわずか6試合の出場にとどまり、同年オフに行われた第1回現役ドラフトで巨人に移籍した。 新天地で迎えた2023年、開幕スタメンを掴むなど所版は奮起を見せたが、年間を通した活躍は見せられず。2024年は阿部慎之助新監督のもと、大ブレイクのシーズンとしたい。
ベースボールチャンネル編集部