<生見愛瑠>劇場版「ヒロアカ」インタビュー(2) めるるは“個性”で陽キャになりたい? 自分にとってのヒーローは?
インタビュー(1)の続き モデルで俳優の“めるる”こと生見愛瑠さんが、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の堀越耕平さんのマンガが原作のアニメ「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)」の劇場版最新作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」(岡村天斎監督、公開中)にゲスト声優として出演する。生見さんが演じるのは、劇場版オリジナルキャラクターである資産家シェルビーノ家の令嬢、アンナ・シェルビーノ。インタビュー(1)では、かなり緊張して臨んだという収録の裏側を語ってくれた。「ヒロアカ」にちなみ、ほしい“個性”、自身にとっての“ヒーロー”について聞いた。 【写真特集】オトナなめるる! シックなドレス姿が美しい! スタイル抜群 撮り下ろしカットを一挙に
◇もし“個性”が使えたら?
生見さんは「ヒロアカ」の大ファンで、「キャラがめっちゃ出てくるから推しがいっぱい作れる。いろいろな“個性”があって、一人一人の“個性”を覚えるのも楽しい」と魅力を語る。「もし自分が“個性”を使えるとしたら?」と聞いてみた。
「めっちゃくちゃ人見知りなので、めっちゃくちゃ陽キャになれる“個性”がほしいです(笑い)。私、普段は本当にインドアなんですけど、テレビに出ている時のイメージなのか、めっちゃ陽キャに見られるんです。明るいんですけど、根明(ねあか)じゃないので。仕事の現場でも、テレビのイメージで話しかけられることが結構多くて、すごく戸惑って『どうしよう、どうしよう……』となって、仲良くなれないことが多いんです(笑い)」
「陽キャになりたい」という生見さんは、友達に「『感情がない』ってよく言われます(笑い)」と話す。
「テンションがずっと一定なんですよね。上がらないし、落ちない。友達と一緒にいても『盛り上がってるの?』とよく言われて、だいぶ“ロー”なんです。それを“個性”を使うことによって上げたい(笑い)」
◇めるるを変えてくれたヒーロー
作品について、自身について率直に語る生見さんは、すがすがしく、話していても元気になれるような魅力がある。そんな生見さんが「自分を変えてくれた人」であり、自分にとっての“ヒーロー”と語るのが、中学3年生の頃の担任の先生だ。