【台風情報】フィリピンで猛威の台風25号「ウサギ」が沖縄に…日曜日には熱帯低気圧に変化予想も土砂災害に注意を
FNNプライムオンライン
灰色の雲がかかった、沖縄の空。 台風25号「ウサギ」が現在、沖縄方面にゆっくりと接近しています。 14日、フィリピンに上陸した台風「ウサギ」。 強い雨と風が地域を襲い、多くの住民が避難しました。 今後は、16日にかけてゆっくりとしたスピードで沖縄に近づく見込みです。 台風は17日に熱帯低気圧へと変わる予想ですが、大雨による土砂災害などにも注意が必要です。 さらに海外では、スペインのバレンシア地方で10月末に記録的な洪水が発生。 現地は今も、深い爪痕が刻まれたままになっています。 スペインのバレンシア地方で10月に発生した“今世紀最悪”とされる洪水。 これまでに220人以上が死亡し、23人が行方不明のままです。 人的被害だけではありません。 「オレンジが地面に落ちてしまい腐敗や菌類が発生してしまうのです」と訴えるのは、柑橘類を栽培する農家の男性です。 洪水の影響で、オレンジなどに大きな被害が出たといいます。 現地では州政府の対応の遅れに住民らの怒りが爆発。 9日に行われた抗議デモには13万人が参加し、一部が暴徒化しました。 スペインのサンチェス首相は11日、バレンシア州の復興に約6200億円分の追加支援を行うと発表しましたが、市民生活の復旧には時間がかかるとみられています。
フジテレビ,国際取材部