「やっと“伊勢”になってきた」DeNA・伊勢大夢が自身の復調に手応え 猛攻打線を三者凡退に抑える好投
◇プロ野球セ・リーグ DeNA 9-6 阪神(20日、横浜スタジアム) DeNA打線が猛攻見せ、阪神に競り勝った20日の試合。4番手としてマウンドに上がり、相手打線を三者凡退に抑える好投を見せた伊勢大夢投手が勝利投手となり、試合後のお立ち台に上がりました。 マウンドに上がった時の心境について問われた伊勢投手は「リリーバーみんな、(マウンドに)出ていく度に1人しかマウンドにはいませんが、今1番いいピッチャーだと思ってマウンドに上がってる、その気持ちでマウンドに上がりました」とコメント。 この日はDeNAが序盤に5点リードとするも、4回に阪神打線の猛攻を受け、わずか1イニングで1点差まで迫られました。そんな猛攻打線を伊勢投手は三者凡退。この日の投球を振り返ると「(シーズン)前半は不甲斐ないピッチングが続いていたので、どうしてもチームに貢献したい思いで…」と口を開き「状態も戻ってきて、やっと“伊勢”になってきたかな」とコメントしました。これに球場に集まったファンからは大歓声が上がります。 DeNAが勝利したことで、この日チームはリーグ3位浮上を果たしました。CS進出に向けて負けられない戦いが続く中、伊勢投手はファンに向けて「チームがいい状態でいい順位にいるので、ここから上にあがれるために皆さんの力を貸してください。お願いします」とメッセージを残しました。