「からかうと低い声で“シャラップ”と言われ……」 「SHOGUN」でブレイクの女優アンナ・サワイの素顔を恩師が明かす
「“Shut up”と言われたことも」
「アニー」の公演を終えてしばらくすると、アンナは吉野氏のダンス教室の門をたたいた。 「踊れるジャンルを増やして、何が合うのか知りたかったのでしょう。うちでは1時間45分を一区切りで教えていますが、アンナはそれを1日3本、集中力を欠かさずにこなしていました。レッスン中は“なんでこうするのですか?”“こうしてはダメなんですか?”と、疑問を抱くとなんでも質問してくるので、ぶつかることもありましたね」(吉野氏) 吉野氏がかつてのやりとりを懐かしむ。 「私が“帰り道に気を付けな。自転車の後ろにオバケが乗ってるかもよ”とからかうと、低い声で“Shut up(黙れ)”と言われたこともありました。彼女には、またミュージカルに出演してほしいですね。それが、アンナの持っているパフォーマンスのすべてを観られる舞台ですから」 9月26日発売の「週刊新潮」では、恩師、共演者が振り返る、彼女の魅力的なキャラクターについて詳しく報じている。
「週刊新潮」2024年10月3日号 掲載
新潮社