「自己肯定感が高い人にしかわからないことは?」で出てきた、「自分で自分の機嫌が取れる」を超える秀逸な回答は?
「自己肯定感が高い人にしかわからないことは?」で出てきた、「自分で自分の機嫌が取れる」を超える秀逸な回答は? いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」「新企画のアイデア」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健) 【この記事の画像を見る】 ● 「大喜利」をやってみましょう ぜひ、多くの人に「大喜利」に取り組んでほしい。 そうはいっても、どうやって大喜利に取り組めばいいのか、わかりませんよね。 ここで、1つの補助線を引きましょう。 それが、「お題 → 素材 → 加工」というステップです。 まずは、「お題から連想する素材」をどんどん出すことです。 <お題> 「自己肯定感が高い人にしかわからないことは?」選手権 <回答> 自分で自分の機嫌が取れる というお題を元にしましょう。 「好き」「嫌い」「楽観的」「ご機嫌」「100点満点」……。 こういった発想が大喜利の「素材」になります。 そこに「あるあるネタ」として「比較して表現すること」を加えてみましょう。 <回答> ・「自分は優秀だと感じている」のではなく、「自分は優秀とかではないけどそんな自分もなかなか好き」なのである ・生きてるだけで100点からの加点方式 大喜利で大事なのは、いきなり面白いことを考えることではありません。 とにかく素材の「数を出す」ということです。 その素材を上の例のように「加工」することで、回答に出すことができます。 誤解されていることを比較して、「自分は優秀だと感じているのではなく…」と、前置きしている部分が秀逸ですね。 「1つだけひねりを加える」という方法です。 こういうテクニックには、いくつかパターンがあるので、ぜひ身につけてみましょう。 (本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。)
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