名作『ノッティングヒルの恋人』主演俳優、実は「役がイヤで断る」つもりだった!? 舞台裏を明かす
公開から20年以上たった今も、90年代のロマンスコメディを代表する作品として愛されている映画『ノッティングヒルの恋人』。 【写真】『タイタニック』の俳優も。自分が演じた役が "実は嫌いだった" セレブ30人 ポートベローロードから少し入ったところにある、実在するノッティングヒルの書店の写真を撮る観光客が後を絶たず、「私は好きな男の子の前に立って、愛してほしいと願うただの女の子」というセリフは有名になった。 そんな人気作品だが、主人公のハリウッド女優アナ・スコットを演じたジュリア・ロバーツは、あのアイコニックな役を断るところだったという。 イギリス版『ヴォーグ』に掲載された、同作の脚本家でロマコメの名手リチャード・カーティスとのインタビューで、女優の役はジュリアが今まで演じたなかで「最も難しい役のひとつ」で、映画スターに扮するのは「嫌だった」と明かしている。
「すごく居心地が悪かった。私たちは何度もこの話をしたけれど、気まずい感じがしてあの役を断るところだった。彼女をどう演じればいいのか分からなかったのです」と彼女。 50代後半に近づいた今、振り返ってみると、時とともに自身のアティチュードが変化したとも。 「若い頃は常に他人の批判を受け止めていました。何かに直面するたびに、物事をちっぽけに感じたり自分を下に見たりしていた」 それがなくなったのは20代半ばから後半だったという。 「私はとても率直な人間。世の中にはそれを簡単には受け入れない人が多くいて、たとえ正直に自分はこう思うと言っているだけのつもりでも、辛辣だと思われることがある。私は決して意地悪になろうとしているわけではないのに」と述べていた。
From Good Housekeeping UK