【台湾】林立、国内リーグ3割5分3厘で首位打者…プレミア12ライバル分析
「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」はすでに開幕し、日本代表は13日のオーストラリア戦(バンテリンD)で初戦を迎える。今大会は昨年3月のWBCとは異なってメジャーリーガーの招集が事実上不可能。各国は“最強メンバー”の編成が厳しい中で、各国内リーグ所属の実力者や若手有望株、実績あるベテラン選手らが名を連ね、世界一を目指す。各国の注目選手を紹介する。 * * * 台湾は、国内リーグで活躍したメンバーが中心になっている。 打線では3割5分3厘で首位打者だった林立(リン・リー)内野手(28)、145安打で最多安打の邱智呈(チョー・ジーチェン)外野手(23)、昨季まで2年連続本塁打王で今季も23本で台湾人では最多だった捕手の吉力吉撈・鞏冠(ギリュギリャウ・クンクアン、30)らが順当にメンバー入り。投手では11~20年にDeNA、ロッテでプレーした陳冠宇(チェン・グァンユウ、34)、福岡第一高から日本でプレーしてオリックス、西武にも所属した張奕(チョウ・ヤク、30)とNPB経験者も名を連ねた。 一方で、昨年11月のアジアCSで侍ジャパンを6回1死まで完全投球で封じ、今オフにはNPBを含めて海外移籍を目指しているとされる右腕、古林睿煬投手(24)は、井端監督も「準備は必要」などと警戒していたが、故障のため出場辞退。台湾では「大王」の異名をとり、昨季まで日本ハムでプレーした王柏融外野手(31)もメンバー入りはしなかった。
報知新聞社