ゲキ×シネ『吉原御免状』公開に向け、堤真一、松雪泰子、古田新太のコメントが到着
劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」が今年20周年を迎え、10月25日(金) より期間限定で上映される、2005年上演の本格時代劇『吉原御免状』。このたび、宮本武蔵に育てられた剣士・松永誠一郎を演じた堤真一、吉原きっての美しき花魁・勝山太夫を演じた松雪泰子、暗殺集団「裏柳生」の総帥・柳生義仙を演じた古田新太のコメントが到着した。 【全ての画像】ゲキ×シネ『吉原御免状』入場者特典のリーフレット 『吉原御免状』は、歴史小説に新風を吹き込んだ隆慶一郎の伝奇時代小説をもとに、情緒あふれる物語を大人の色香と写実的な殺陣で描いた大作だ。「吉原」という江戸最大の遊郭の華やかさのみならず、空気や匂い、人々の感情までも浮き彫りにした、いのうえひでのりの演出。脂の乗り切った堤と古田による生々しく凄みのある垂涎ものの殺陣。松雪、京野ことみ、梶原善の真に迫る演技、藤村俊二のペーソスあふれる名演、橋本じゅん、高田聖子、粟根まことをはじめとする劇団員たちやおなじみの俳優陣の快演などが見どころだ。 ゲキ×シネ『吉原御免状』の来場者には、本作の魅力を詰め込んだ美麗なリーフレットが数量限定で配布される。いのうえ、中島かずき(脚色)と、本作の劇場公開が悲願であったゲキ×シネプロデューサー・金沢尚信のコメントのほか、キャラクタービジュアルや舞台写真も掲載され、本作の魅力が詰まった一冊となる。 また11月22日(金) からはDolby Cinemaでの公開も決定。東京・新宿バルト9、東京・丸の内ピカデリーをはじめ、全国8スクリーンのDolby Cinemaで上映される。「ゲキ×シネ」20年の経験と最新技術を駆使して刷新した新編集によるこだわりの映像表現、さらにDolby Atmosにより音楽と音響効果をダイナミックに仕立て、劇場空間ならではの臨場感も高められている。 さらに公開を記念したアフタートークショーが10月27日(日) に東京・新宿バルト9で開催される。隆の小説を舞台に立ち上げた中島、19年の時を経て「ゲキ×シネ」上映を実現した金沢、そして時代小説家として活躍し、劇団☆新感線ファンでもある直木賞作家・永井紗耶子を交え、舞台の誕生とゲキ×シネでの復活の裏側が本編上映後に語られる。こちらのチケットは、10月19日(土) 0時より映画館の公式サイトで販売開始となる。 ■堤真一 コメント 自分と梶原善とのすごく良いシーンで彼の付け髭が半分取れかけていてピラピラしていて、笑っちゃいけないところなのに笑わずにはいられなかった。 毎回いのうえさんに騙されるんだけど、『野獣郎見参~BEAST IS RED』(2001)で初めて新感線に参加したときにほとんどが立ち回りで本当にしんどかった。でも、いのうえさんが「吉原では大して立ち回りはないよ」って言ってたのに、二刀流の役だったので技がめちゃくちゃ難しい立ち回りを付けられて四苦八苦したのを覚えています。 お客様へ 松雪泰子さんの色っぽさがとっても素敵ですので、是非ご覧ください! ■松雪泰子 コメント 吉原御免状。私にとって劇団☆新感線さん初出演の作品です。 オープニングの花魁道中の演出の美しさと迫力。原作が持つ鮮烈なストーリー展開がいのうえさんの演出により見事な迄に劇場に立ち上がった時の感動と、ラストの堤さん古田さんの圧巻の殺陣は今でも鮮明に覚えています。 19年の時を経てスクリーンで甦る吉原御免状。 是非劇場であの迫力を体験してくださいませ。 ■古田新太 コメント もうそんなに時間が経ちましたか。 当時、やす子の息子はまだ小学生だったと思うが、ゲキシネを観てもらえばわかりますが、結構キワドイ内容で、オイラがやす子を酷い目にあわせる役で、息子は「お母さんがイジメられてる!」と家で泣いていたそうだ。 その息子も役者になろうとしている。結果、オイラはいい仕事をしたのだろう。 やす子とはいまだに仲良しだ。 <作品情報> ゲキ×シネ『吉原御免状』 原作:隆慶一郎『吉原御免状』(新潮文庫刊) 脚色:中島かずき 演出:いのうえひでのり 出演:堤真一 / 松雪泰子 / 古田新太 / 京野ことみ 梶原善 / 橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと / 藤村俊二 ほか 公開:2024年10月25日(金)~11月8日(金) ※一部映画館を除く。 会場:東京・新宿バルト9、大阪・T・ジョイ梅田ほか、全国25の映画館で上映 <イベント情報> ゲキ×シネ『吉原御免状』公開記念アフタートークショー 日時:2024年10月27日(日) 11:00の回(予定) ※上映後アフタートークを開催。 会場:東京・新宿バルト9 登壇者:中島かずき(脚色)、金沢尚信(ゲキ×シネプロデューサー)、永井紗耶子(直木賞作家) 司会:中井美穂