第4戦での奮起が期待される八村[写真]＝Getty Images

　4月27日（現地時間26日）、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁がメディアに応じ、デンバー・ナゲッツとの「NBAプレーオフ2024」1回戦GAME4への意気込みを語った。 【動画】レイカーズvsナゲッツのハイライト！ 　26日に開催された第3戦では、ホームの戻って反撃の1勝をつかむべく奮起したレイカーズ。先発の八村は開始早々に速攻ダンクを叩き込むも、その後は自身の得点が伸び悩む。第3クォーターには逆転を許し、チームもエースのレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスがボールを持つ時間が増え、最後は105－112で悔しい3連敗となった。 　第1クォーターではダンクや3ポイントシュートを決めるなど、軽快な動きでチームを支えた八村。それでも試合を通じてのスタッツは5得点2リバウンド1アシストと苦戦し、「明らかに、僕たちが何かを改善しなくてはいけません」と悔しさをにじませた。 「もちろん努力はしていて、数多くのフィルムを見たり、さまざまなカバーリングを調整したりはしています。ですが、僕の意見としてはチームとしての経験が足りていないように感じます。彼ら（ナゲッツ）は5年間一緒にやってきているようなものでしょう」 　フィルムセッションでは、第1クォーターで見せたパフォーマンスを継続する方法について八村とコーチ陣で話し合ったという。マイケル・ポーターJr.やニコラ・ヨキッチなど、主力選手へのマッチアップで守備での負担が大きくなるなか、日本代表のエースはディフェンスの課題点についても言及した。 「僕たちはハードにプレーしていたけど、いくつか空いたポジションを作ってしまいました。それが試合全体の足を引っ張ってしまったと思います。なので、明日はゲームを通して集中しないと」 　アウェーでの2敗、ホームでの1敗で0勝3敗と追い込まれたレイカーズ。デイビスも左手首捻挫でGAME4の出場が危ぶまれているが、何としても反撃の1勝をつかみたいところだ。