トイレのフタを開けたらクモに襲われるかも…… そんな恐怖が味わえるホラー「TOILET SPIDERS」が早期アクセスを開始

トイレのフタを開けたらクモに襲われるかも…… そんな恐怖が味わえるホラー「TOILET SPIDERS」が早期アクセスを開始

トイレのフタを開ける恐怖が味わえる一人称視点ホラーゲーム『Fullbright Presents TOILET SPIDERS』がPC（Steam）で早期アクセス配信開始となった。価格は700円（税込）だが、配信記念セールで2024年10月25日までは17%オフの581円（税込）で購入できる。ゲームは『Gone Home』、『Tacoma』で知られるFullbrightのSteve Gaynorが制作している。 「PC」画像・動画ギャラリー 『Fullbright Presents TOILET SPIDERS』は便器を開けるとクモが出てくるという恐怖が味わえる一人称視点ホラーゲームだ。ゲームは『Gone Home』、『Tacoma』で知られるFullbrightのSteve Gaynorが制作しており、いわゆるウォーキングシミュレーターのような内容となっている。先に進むためにはトイレに行って、便器のフタを開けなければならない。しかしながら、便器のなかにはクモがいる場合がある。クモに襲われる恐怖と戦いながら、トイレを探索して先に進んでいくゲームだ。PS1というほどではないが、ローポリのグラフィックも特徴だ。 本作の厳密なストーリー設定は不明だ。ストアページによると、本作は奇妙なローファイゲームのアンソロジーシリーズ「FULLBRIGHT PRESENTS」の第1弾になっているという。そもそも詳細なストーリー設定は用意されていないのかもしれない。「トイレのフタを開ける恐怖」というコンセプトを短時間で体験するタイプのゲームと言える。以下でゲーム内容を解説するが、どのようなゲームなのかを知る前にまずプレイしたほうが本作の魅力を味わえるかもしれない。 ゲームプレイは一人称視点で謎の屋敷（野外もある）を探索していく内容だ。ときにはカギのかかった扉があり、カギはトイレにある便器の中に隠されてる場合がある。便器をかたっぱしから開けたくなるのだが、便器の中にはクモがいて襲ってくるケースがあるので注意しよう。クモに遭遇すると残機（「志願者数」と表現される）が減ってしまう。残機がある間は継続して探索が可能だが、これがなくなると進行状況が完全にリセットされてしまう。ときにはアイテムが入手できるケースもあり、これを使えばクモに遭遇しても撃退することが可能だ。 本作はSteamのニュースによると、「Fullbrightのゲームとはなにか」を問うのが出発点だったようだ。『Gone Home』や『Tacoma』、「Minerva's Den」（『BioShock 2』のDLC）では人間性について扱うのがコアだったとのこと。過去作では「人々としての彼らを理解すること」、「彼らは人生においてどのような出来事で形作られたのか」などを取り扱ってきたそうだ。 なお、ゲームのアイデアは5歳の娘がある日「クモが便器から飛び出して、おばあちゃんを怖がらせたらどうなるか」と想像していたところからきたという。また、ストアページでは映画の『サイコ』と『ジョーズ』について言及されている。「トイレを見る目が変わります！」とのことで、『サイコ』や『ジョーズ』を見たあとはシャワーと海が怖くなってしまうように、本作をプレイしたあとはトイレに行くのが怖くなってしまいそうだ。