ダンプ電柱倒し150世帯一時停電 珠洲、ボラ受け入れ中止
13日午前11時ごろ、珠洲市飯田町の県道で、復旧事業者のダンプカーが電柱を倒して横転し、道路をふさいだ。この事故で飯田、直、三崎、若山など各地区の約150世帯が、最長で午後5時ごろまで停電した。現場近くの市健康増進センターも停電し、15日まで一般ボランティアの受け入れを中止することを決めた。 【写真】横転したトラックと倒れて道路をふさいだ電柱 市や珠洲消防署によると、ダンプカーは公費解体で出た土砂を運搬していた。サイドミラーが電柱を支えるワイヤに引っかかって車体が横転、電柱を引き倒したとみられる。運転していた40代女性に目立ったけがはなかった。現場付近は午後3時まで通行止めとなり、周辺が混雑した。 石川県外の解体工事関係者の車両で、市は関係団体を通じて注意喚起した。事故の影響で、健康増進センターで予定された15日までのイベントは延期となる。15日の金大医学展はラポルトすずに会場を移す。大谷地区の生活物資配布は15日に変更された。