スニーカーエイジに片平里菜がサプライズ登場、高校生ら大歓声/大阪
高校・中学校軽音楽系クラブコンテスト「We are Sneaker Ages -スニーカーエイジ-」の予選会が8日~17日まで、大阪市中央区の松下IMPホールで開かれている。11日は高校生の予選会が行われていたが、そこへ今大会の規定曲「女の子は泣かない」を歌う片平里菜がサプライズで登場。ギターで弾き語りを始めると会場中が盛り上がりを見せた。 【動画】渋谷の女子高生「期待度1位」10代が共感する福島生まれの歌姫・片平里菜
片平のサプライズ登場に高校生から大歓声
同コンテストは「君が明日になる 君が夢になる」を基本に1979年から開催されており、今年で35回目となる。中・高合わせて118校が参加。高校は規定曲(指定された4曲のうち1曲を選ぶ)を演奏しながら歌うなどし、予選に臨んでいるという。 そこで、今年参加の高校108校のうち、58校が片平の「女の子は泣かない」を選曲。会場にいた関係者は「これまでのコンテストで、これだけ選曲されるのは例がないと聞いている。いかに高校生に支持されているかの裏づけでは」などと話していた。 11日の予選終了後、司会者の「スペシャルサプライズで片平里菜さんの登場です」という言葉に、高校生からは「うそやん」「まじで」「めっちゃついてる」という言葉や歓声が飛び出す。片平が「ずっとみてましたよ、うれしいです」などと話すと、さらに歓声が大きくなり、片平のギターの弾き語りが始まると、会場中が歌に酔いしれた。
片平里菜「こんなにまぶしい曲なんだ」
サプライズ終了後「こんなにかわいい歌なんだ、まぶしい曲なんだと思いました」と語る片平。「(予選を)見てて、うるっとしちゃった、本当にうれしかった。何年か前に自分も高校生として同じように演奏してて、なんか感慨深かったです」とうれしそうに続ける。 サプライズの瞬間については「わくわくして、歓声にニヤけが止まんなかった」と笑顔で振り返る。参加している学生には「これからいろいろあると思うけど、音楽をずっと好きでいてほしいですね」と話し、会場を後にした。
12月のグランプリ大会出場めざし17日まで予選
予選終了後、会場ロビーでは「めっちゃすごかったなぁ」「ほんまラッキー」という声が飛び交い、控え室へ向かう片平が通ると、高校生から「頑張ってください」というエールも聞かれた。 同予選は12月28日に行われる「グランプリ大会」(開催地・同市此花区の舞洲アリーナ)出場の切符をかけ、17日まで行われる。同大会の出場枠は、第35回記念大会特別枠1校を加えた全21校となっている。