金子が2年ぶりの王座奪還!石田が女子2連覇を達成|全日本選手権個人タイムトライアル
男子エリート – 金子宗平が2年ぶりの栄冠に輝く
男子エリートは30kmで行われ、3つのウェーブに分かれてスタートした。 ウェーブ1では宮崎泰史(キナンレーシングチーム)が25km地点の中間地点でU23覇者である鎌田のタイムを9秒上回る好タイムを出し、フィニッシュでは47分44秒で暫定トップに立った。 ウェーブ2では天候が回復し、昨年大会2位の山本大喜(JCLチームUKYO)やワールドツアーレーサーの留目夕陽(EFエデュケーション・イージーポスト)、ホビーレーサーの加藤達也(PARABOLA・イワイ・シーガル)が健闘したが、宮崎のタイムを上回ることはできなかった。 ウェーブ3では小林海(マトリックスパワータグ)が暫定3位のタイムを出し、その後一昨年の大会覇者である金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)が宮崎のタイムを51秒上回り、46分52秒という圧倒的なタイムをたたき出した。 アジア選手権個人タイムトライアルで3位に入った新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)は安定した走りを見せ後半順位を上げていったものの、金子と宮崎のタイムを上回ることはできなかった。 昨年覇者の小石祐馬(JCLチームUKYO)は序盤にDHバーのコラムが折れるというトラブルもあり、後半巻き返したものの9位に終わった。 金子は「今年一番の目標を達成できてとても嬉しい。ロードレースでも2冠を目指して頑張る」と語った。 全日本選手権は明日からロードレースが始まり、明日は女子エリート+女子U23と男子U23が行われる。注目のレースが続く中、選手たちの熱い戦いに期待が高まる。
リザルト
<男子エリート(30km)> <女子エリート+女子U23(25km)> <男子U23(25km)> 文◎相原晴一朗 写真◎三井至
Bicycle Club編集部