【陸上】日本選手権35km競歩が午前8時にスタート! 川野将虎らが東京世界陸上代表目指す
◇第108回日本選手権35km競歩(10月27日/山形県高畠町) 来年の東京世界選手権の代表選手選考会を兼ねた日本選手権35km競歩が、10月27日に開催される。 東京世界陸上代表をつかむのは!? 川野将虎、丸尾知司がV争いの中心 女子は内藤未唯が注目/日本選手権35km競歩 日本選手権35km競歩は当初、4月に石川県輪島市で開催が予定されていたが、1月の能登半島地震の影響により延期。例年10月に開催されてきた全日本35km競歩高畠大会を代替競技会として併催することが決まった。 今大会で日本陸連が設定する派遣設定記録(男子2時間26分00秒、女子2時間45分00秒)を突破して優勝した選手は、来年9月に行われる東京世界選手権の代表に即時内定。また、派遣設定記録をクリアして上位3位に入った選手も有力な代表候補となる。 男子では23年ブダペスト世界選手権銅メダリストの川野将虎(旭化成)や、五輪経験のある丸尾知司(愛知製鋼)が優勝争いの中心。髙橋和生(ADワークスグループ)、勝木隼人(自衛隊体育学校)といった日本代表経験者も顔をそろえる。 勝負と同時にタイムにも注目が集まり、世界トップレベルの争いが序盤から展開されそうだ。 女子は前回の高畠覇者・内藤未唯(神奈川大)が日本選手権初Vを狙う。自己ベストは2時間50分35秒で、今回は世界選手権の参加標準記録(2時間48分00秒)が1つの目安となる。また、ベテランの渕瀬真寿美(建装工業)らが内藤を追いかける。 日本選手権35km競歩は高畠町の中心地の「まほろば通り」に設けられた1周1kmの周回路で午前8時にスタート。平坦なコースに高速レースの期待も膨らむ。 大会の模様は日本陸連のYouTubeチャンネルでライブ配信される。
月陸編集部