矢巾町の日本画家、花立ゆかりさんの表現力豊かな作品を集めた展示・販売会が盛岡市で開かれています。映像と音楽で紹介します。 日本画家・花立ゆかりさんが盛岡で初開催。全23作品を展示・販売している。 【岩手山～清秋～】 これまで親しんできた景色を、和紙や絹布などに描いた。 花立さん 「懐かしさとか心地よさが生まれるのかなって思っていますね」 顔料は、水晶や貝を細かく砕いて染めたもの。これらを、動物の骨や皮を煮て作る「ニカワ」で画面に接着させるという、昔から伝わる技法を花立さんは学んできた。 【光の輪Ⅱ】 重ね塗りをして立体的に仕上げることもできる。 花立さん 「(粒子が)粗い絵の具できらきらさせたり、和紙とか木とか絹とか何に書くかによって表現の幅が広がるところが日本画の良い所だなって思います」 【灯籠花】 展示・販売会は、盛岡市の盛久ギャラリーで13日まで。