五ツ星お米マイスターが伝授!やわらかく粘り気がある今年の新米をおいしく炊くための水分量&上手なとぎ方は?
水分量が多い今年の新米は水を5~10%少なめ&研ぐのは3分以内に!
水分量が多い今年の新米の上手な炊き方は?今年の新米は水分量が多くおいしく炊くのが難しいそうで、坂下さんは「西島さんオススメの『ゆめぴりか』を買って、(炊飯器に付いている水の目安の)線の少し下の分量の水で炊いたのに、『びちゃ』になってしまった」と体験談を披露。 西島さんは「品種にもよるが、今年の新米を炊くときには5~10%水を減らすと良い。一方で水を控えすぎるとツヤが落ちるので、気を付けて!」とアドバイスしました。 「お米は、何回くらいとぐのが正解なのか」という問いに坂下さんが「10回くらい」と答える一方で、竹山さんが「昔、梅宮辰夫さんが『最近は精米が良いから、2~3回でいい』と言っていたのを信じて、ずっと実践している」と告白。 西島さんによると、「2回すすいで、水を切った状態で20回かきまぜ、2回すすいだら水を捨てて10回かきまぜ、最後に2回すすぐ。水を入れたままかき混ぜるのはNGで、なるべく3分以内に6回のすすぎまで終える」のが理想なのだそう。 さらに、米をといだときの水の濁りは旨味であるでんぷんなので、水が透明になるまですすぐ必要はないと教えました。 スタジオでは、西島さんと日本料理店「賛否両論」の笠原将弘さんがコラボして作ったおにぎりも試食しました。 登場したのは、「ゆめぴりか」と「珠洲の塩」で作った「塩むすび」と、佐渡の「朱鷺と暮らす郷」というお米と鶏ごぼうみそを握ったおにぎり。 もち米のような触感の「ゆめぴりか」は塩だけでシンプルに食べるのがオススメで、潮風を受けて育ち表面が固めで中が柔らかい「朱鷺と暮らす郷」はおかずとの相性が抜群だと、西島さんはブランドごとに合った食べ方をすすめました。
古米を「新米風」にするテクニック&ご飯を保存する時の注意点は?
さらに、去年のお米が残っている人は、「古米7:新米3」の分量で混ぜ、水分量を新米に合わせて炊くと新米っぽい味わいを楽しめると西島さん。 また視聴者からの「ご飯を保存するときは、冷凍?冷蔵?」というお悩みには、「ラップでくるむよりは保存容器に入れて、冷凍がベター。お米の間の空気を温めるイメージで、容器にふんわりとお米を入れて欲しい」とアドバイスしました。 『ノンストップ!』(フジテレビ)2024年10月25日放送より
めざましmedia編集部