審査に当たる鈴木特別顧問（左）ら

　福島県酒造組合の県春季鑑評会は１２日、会津若松市の県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターで開かれた。最高賞の知事賞に、吟醸酒の部は玄宰（末廣酒造博士蔵・会津美里町）、純米酒の部は会津男山　回（男山酒造店・会津美里町）、夢の香の部は廣戸川（松崎酒造・天栄村）が選ばれた。 　２０２３（令和５）年度に醸造した新酒が対象で、吟醸酒の部に８０点、純米酒の部に８０点、夢の香の部に１５点の出品があった。仙台国税局鑑定官室の藤田大輔主任鑑定官や県酒造組合の鈴木賢二特別顧問ら審査員１３人が味や香りを評価した。表彰式の日程は未定。 　各部の金賞は次の通り。 　▽吟醸酒＝奥の松（東日本酒造協業組合・二本松）萬代芳（白井酒造店・会津美里）人気一（人気酒造・二本松）學十郎（豊國酒造・会津坂下）さかみずき（たに川酒造・郡山）一生青春（曙酒造・会津坂下）花春（花春酒造・会津若松）会津男山　回（男山酒造店・会津美里）榮四郎（榮川酒造・磐梯）廣戸川（松崎酒造・天栄）藤乃井（佐藤酒造店・郡山）千駒（千駒酒造・白河）蔵粋（小原酒造・喜多方）会津吉の川（吉の川酒造店・喜多方）会津中将（鶴乃江酒造・会津若松）会津ほまれ（ほまれ酒造・喜多方）千功成（檜物屋酒造店・二本松）陣屋（有賀醸造・白河）田島（会津酒造・南会津）開当男山（渡部謙一・南会津）

　▽純米酒＝会津吉の川（吉の川酒造店・喜多方）國権（国権酒造・南会津）藤乃井（佐藤酒造店・郡山）儀兵衛（山口・会津若松）超（豊国酒造・古殿）会津（会津酒造・南会津）花春（花春酒造・会津若松）奥の松（東日本酒造協業組合・二本松）南郷（矢沢酒造店・矢祭）七重郎（稲川酒造店・猪苗代）千駒（千駒酒造・白河）榮四郎（榮川酒造・磐梯）乗丹坊（磐梯酒造・磐梯）きたのはな（喜多の華酒造場・喜多方）会津中将（鶴乃江酒造・会津若松）三春駒（三春酒造・三春）名倉山（名倉山酒造・会津若松）伊佐須美の杜（白井酒造店・会津美里） 　▽夢の香＝天明（曙酒造・会津坂下）大和屋善内（峰の雪酒造場・喜多方）會津宮泉（宮泉銘醸・会津若松）ササ正宗（笹正宗酒造・喜多方）山の井（会津酒造・南会津）