おせちで明るい年を 県内ホテル、料理店 彩りよく仕上げ
県内のホテルや料理店で30日、正月用のおせち作りがピークを迎えた。オークス(富山市)は砺波市三島町のTONAMI翔凜館で盛り付けを行い、スタッフらがテーブルにずらりと並べた重箱に特製の料理を手際よく詰め、彩りよく仕上げた。 オークスは今年6種類を用意し、全体で約3千セットの予約を受け付けた。厳選メニューを集めた2人用が最も人気だったという。 30日はTONAMI翔凜館の牧野哲料理長ら約40人が盛り付けにあたった。四段重の「四季菜」は、日本海の高級魚ノドグロの甘酢煮をはじめ、カジキの昆布締めやかまぼこ、昆布巻きといった富山らしい食材をふんだんに使用した。 松井勝公(かつゆき)支配人は「大切な家族とおいしいおせちを囲んで、明るく楽しく新年を迎えてほしい」と話した。