詩人の谷川俊太郎が92歳で死去、劇団四季「お芝居はおしまい」ほか演劇作品も発表
詩人の谷川俊太郎が11月13日22:05に老衰のため東京都杉並区の病院で死去したことを、本日11月19日に共同通信が報じた。92歳だった。 谷川は1931年、東京都生まれ。十代で詩作を始め、1952年の第1詩集「二十億光年の孤独」で戦後詩の新人として注目された。「朝のリレー」をはじめ、国語の教科書に掲載された詩も多く、主な詩集に「62のソネット」「ことばあそびうた」などがある。詩作のほか、絵本、翻訳、エッセイ、童謡の歌詞、ドラマの脚本も手がけた。演劇の分野においては、劇団四季「お芝居はおしまい」の作劇、「キレイちゃんとけだもの」の上演台本などを担当。また、さまざまなクリエイターが谷川の詩をもとにした演劇作品を制作している。 葬儀は近親者により執り行われ、後日お別れの会が開催される予定だ。 (情報提供:共同通信)