伊集院・エース新藤が16奪三振、2安打完封で初戦突破【24年夏・鹿児島大会】
<第106回全国高校野球選手権鹿児島大会:伊集院 6-0 ラ・サール>◇9日◇1回戦◇鴨池市民球場 【トーナメント表】夏の鹿児島大会 ここまでの結果 ラ・サールは2回裏、一死からチーム初安打で出塁した5番・井上新太朗(3年)が立て続けに二盗、三盗を決めて揺さぶる。四球で出塁した7番・楠京之慎(3年)も二盗を決め、二死二三塁と先制機を作ったが、生かせなかった。 試合が動いたのは4回表。伊集院は二死一二塁から5番・圖師煌太(2年)が左中間に2点適時二塁打を放って先制した。 6回は暴投で3点目を挙げた。7回は押出しと5番・帖地陽音(2年)の犠飛で2点を追加。9回にも相手のエラーでダメ押し点を挙げた。 伊集院の注目の好左腕・新藤颯大(3年)は、尻上がりに調子を上げて、4回以降は1人の走者も出さなかった。16奪三振、被安打2、120球の完封勝利だった。