【広島】大瀬良大地、竜打線を牛耳った!7年ぶりの開幕から無傷の4連勝で防御率0・87
◆JERAセ・リーグ 中日1―3広島(22日・バンテリンドーム) 広島は、先発・大瀬良の好投で連敗を2で止めた。大瀬良は7回無失点でリリーフにバトンを渡し、8回は島内が無失点。9回は栗林が1失点したが、リードを守った。完封リレーこそ逃したが、大瀬良は4勝目を手に、栗林は2年ぶりに20セーブに乗せた。 大瀬良が、抜群の安定感で中日打線を牛耳った。4回1死から連続四死球で得点圏に走者を背負ったのが、唯一のピンチだった。7回110球で3安打2四死球で無失点という好投。17年に開幕7連勝して以来の開幕から無傷の4連勝で、バンテリンDでは22年4月29日に完封して以来の白星となった。5月31日の敵地ソフトバンク戦の2回からの連続無失点も29イニングに伸び、防御率は0・87に上昇した。 前夜の3連戦初戦に今季12度目の完封負けを喫した打線は、末包の一発で勝負を決めた。4回1死一塁から6号2ランを放った。その末包は直後の守備で負傷交代。アクシデントはあったが、その後はベンチで明るい表情を浮かべる姿もあった。23日以降の出場は未定ながら、チームは3連戦最終戦で5カード連続の勝ち越しを目指す。
報知新聞社