猛暑を前提に今が仕込み場?インフレ追い風のサマー株
全体相場には上げ一服感が出てきましたが、個別株に目を移せば、まだまだ上値が狙えそうな銘柄がゴロゴロ。そんな中から藤川さんが注目したサマーストックとは?(イメージ写真:knchima/PIXTA)
2023年の折り返し地点に立って今年前半の株式市場を振り返ってみると、日本株は予想外の強さでした。日経平均株価は年初から30%近く上昇しており、目をつむって指数を買っていれば儲かったことになります。 とくに株価上昇が急角度だった4月、5月については、指数のみが大きく上昇して、個別株で見ればそうでもない、保有株は置いてけぼりだったという個人投資家さん(わたしを含めて)も多かったと思います。 6月に入ってからは、いわゆる「循環物色」の様相で、中小型株にも食指が動きます。IPO(新規株式公開)ラッシュも相まって、株式市場は活況、日々の売買代金が4兆円超えも多くありました。 ただ、かけ上がるように上昇してきた株価も、足元ではさすがに一服感も出ています。6月下旬には、今年初の4営業日続落という記録もありました。
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藤川 里絵